データ復旧:PC・HDDファイル復元・修復方法

【RAIDから消去したファイルを復元する手順】のページです。パソコンの故障やエラーでファイルを喪失した時にデータ復旧。
ハードディスクドライブからの取り出しや外部接続のPC機材・システムの復元、復活方法についての詳細を解説しています。
また壊れたコンピューター製品や記憶メディアの修復、修理の手順など損傷トラブルの解決に関するサービスやアドバイスを掲載しています。


RAIDから消去したファイルを復元する手順
先日、バックアップ用に使っている「RAID5」(レイドファイブ)から
必要なファイルを削除ミスなどで消去してしまった場合に
データの復元をする手順を実行してみました。

今回、作業の実践に使用したのは「株式会社インターコム」で開発・販売されている
Superファイル復活4」というソフトウェア製品です。

Superファイル復活4

こちらはハードディスクの多重化構造になったRAIDドライブからの
ファイルの検出も可能な仕様となっていますね。

(RAIDは読み込みの高速化やデータ保存の多重化による保護のために、
複数台のハードディスクを1台にまとめて仮想化して使う事の多い
特殊なシステムとなっているため、市販のユーティリティーの多くでは
ドライブのスキャンに対応されていない場合もありますので、ご注意ください。)


まず、今回のRAIDは外付けハードディスクとして使っているのでDVDブートでの起動は行わず、
普通に手持ちのパソコンのうちの1台(Windows8.1のOS搭載)に
インストール・セットアップしてから起動しました。

(また、Superファイル復活4はブート起動で使う場合、
 RAIDからの読み込みには対応されていない仕様となります。)




(※レイドのモードの種類やフォーマットの形式によっては
 修復作業がうまくいかない可能性もあります。)

インストール

セットアップが完了したら、RAIDのUSBケーブルをパソコンのUSBコネクタに接続して、
ハードディスクの読み込みを始めます。

(こちらの例で使用しているデータ記憶メディアはHDDを4台搭載したBUFFARO製の
 DriveStation(ドライブステーション)で、
 RAID管理ユーティリティーで「RAID5」に設定しています。)

ドライブステーション

インストールの後で新しくできたデスクトップのアイコンをダブルクリックして、
「Superファイル復活4」のウィンドウを起動します。

最初に「ファイルスキャン」のアイコンが選択されているので、
そのまま「次へ」のボタンをマウスでクリックします。

スキャンをするドライブを一覧から選択して「次へ」を押します。

次の画面で[高速ファイルスキャン(推奨)]が選択されているので
そのまま「開始」を押します。

レコードの読み込みと、過去に消去した拡張子の中でまだセクタに残っている痕跡の
検出が始まるので、しばらく待機します。


「検索が完了しました。」とバルーンが出たら「OK」を押します。

「Superファイル復活4」の裏側のもう一つの画面にある「プレビュー」のタブに、
痕跡から検出ができたファイルの一覧が表示されます。

左側のサイドバーの上部にある「ファイルの種類」を選ぶと、
下のリストに、「JPG」「MOV」という具合に、拡張子の種別ごとに
データの一覧が出てきます。

この中から、復元させたいファイルを選んで順にチェックを入れてきます。

(※ここで表示されるファイル名は元々の名前ではなく英数字に変わっています。

 JPGなどの拡張子は一覧から選択するとプレビューの画像が映りますので
 この機能と、更新日・作成日の日時などを元に探してみてください。)



元に戻したいデータすべてにチェックを入れたら、
上にある「ファイルの復活」のフロッピー型のアイコンを押します。

[参照]の枠で新しい保存先のフォルダーを選択して、
[OK]を押すと、そのフォルダ先に選択済みのファイルが復元されます。

消去したファイルの修復と新しい書き込みが完了したら、また[OK]を押します。

最後に、保存先のフォルダを開くと新しく、
「Superファイル復活4」でスキャンしたドライブのアルファベット名で
新規フォルダが作られています。

その中の「ルート」のフォルダをさらに開いて、
復旧されたファイルがあって正常に開ければ、作業完了です。

ルートのフォルダー



しかし「ファイルが破損しているか、大きすぎる可能性があります。」という
エラーメッセージが出て開けないファイルが含まれている場合もあります。

その場合は一応、別のアプリケーションなどで開けるか試してみてください。


必ずしも以前に消去していた全てのデータの復元が成功するとは限らず、
物理障害には非常に耐性のあるRAID5やRAID6も、
誤った削除やフォーマット、ミラーリングの崩壊といった
システム的なトラブルには弱い一面もあります。

なので、できればRAIDに保存した中でも特に重要なデータは
別の外付けハードディスクなどの記録メディアにさらに
予備分のバックアップを取っておかれることをおすすめします。

また、専門のデータ復旧業者に注文をして診てもらえば
一般個人で行うよりもより高確率でデータを修復してもらえますので、
出来るだけ確実にファイルを復元したい時は専門業者の方をおすすめします。

 





RAID・ミラーリング | ファイルのサルベージ
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