データ復旧:PC・HDDファイル復元・修復方法

【データを取り出す時に使うKNOPPIXが起動できない原因は?】のページです。パソコンの故障やエラーでファイルを喪失した時にデータ復旧。
ハードディスクドライブからの取り出しや外部接続のPC機材・システムの復元、復活方法についての詳細を解説しています。
また壊れたコンピューター製品や記憶メディアの修復、修理の手順など損傷トラブルの解決に関するサービスやアドバイスを掲載しています。


データを取り出す時に使うKNOPPIXが起動できない原因は?
Windows(ウィンドウズ)のオペレーティングシステムを使ったパソコンにシステムの深刻な
破損が発生してしまい、セーフモードやスタートアップ修復、システムの復元などの回復機能を
一通り試してみても、デスクトップまで起動できない障害が稀に起こりえます。

そんな時にはPCに内蔵したハードディスクまたはSSDの中に保存していた
貴重なデータが閉じ込められてしまい、バックアップがなかったらさらに大変です。

でもそんな時にOSの動かないHDDを開く方法は数多くあります。

そのうちの一つで[Linuxディストリビューション]の[KNOPPIX](クノーピクス)という、
インターネットやコンピューター関連の書籍からインストールで入手できる、
Windowsとは別のオペレーティングシステムでPCを開く、という手法もあります。

しかしこの方法はPC初心者~中級者のうちは実際にお手軽だと思ってやってみると、
意外といくつもの箇所でうまく進まずに作業が難航する場合も多いです。

そんな作業進行中のトラブルが出たらどう対処すればいい?という疑問について。

Knoppix7.0


[Knoppixを使うには何が必要?]

まず、CDブートでOSを立ち上げるために、4.7GB以のの容量ののDVD-R、また
はDVD-RW、DVD+RW、DVD-RAM、BD-R、BD-REといったディスクメディアを一枚用意します。

(CDブート用のイメージングファイルも用意されているのですが、
 できればDVD版のKNOPPIXを使った方が良いでしょう。)

次にインターネットが繋げられる環境の「別のパソコン本体」一つと、内蔵/外付けDVDドライブ、
そしてファイルの保存に使う外付けHDDやUSBメモリなどのデータ記憶メディアが一つ必要になります。)

※ですが、デスクトップパソコンなどの初心者の方にはOSをデュアルで
セットアップして切り替えて立ち上げるような設定の手順が少し難しいです、

予期せぬ操作手順のミスによるエラーの発生や故障を防ぐためにも、
最初はパソコンのサポート業者の方に代行しれもらった方が安全です。




[インストールしたはずがなぜか立ち上がらない]

まず壊れていない別のパソコンを起動して、DVD-Rなどのディスクを一枚ドライブのトレイに入れて
クイックフォーマットを行って使用できるようにします。

DVDフォーマット

クノーピクスは雑誌の付録やウェブページなどで配布されています
日本語版の最新版ユーティリティーをインストールしてみましょう。

最初はまず、4.0GB以上の大容量の『knoppix_v7.0.2DVD_20120530-20120615.iso』
といったISOファイルを(DVDディスクではなくパソコンの方に)インストールします。

容量が4GBほどあって少し時間がかかるので待機します。

ここで間違えやすいのですが、最初にインストールする
ISOファイルの状態ではまだKNOPPIXをそのまま起動する事はできません。

DVD-RにISOファイルを直接焼いてしまうミスをされないよう注意してください。

PCのフォルダ上に.「iso」のデータのインストールが済んだのを、
エクスプローラーからフォルダを見て確認します。

次にディスクにデータの書き込みを行うために必要な専用の『CD/DVD/Blu-rayのライティングソフト』
(writing software)をインターネットや市販ソフトのディスクからインストールします。

※こちらの一例では「DeepBurner」(ディープバーナー)というユーティリティーを使って進めます。

パソコンにインストールしてソフトウェアをセットアップして、
デスクトップにできたアイコンからライティングソフトを開きます。

最初に「プロジェクトタイプの選択」のメニュー画面で
ISOイメージの書き込み」を選択して「次へ」をクリックします。

「Burn ISO#1」のメニューではまず、「イメージファイル」の参照欄の
右ボタンを押して、「書き込むイメージを選択します」のバルーンから
『knoppix_7.0.2DVD_日付.iso』のファイルを選んで「開く」を押します。

DeepBurner

「ドライブ」の項目で内蔵/外付けのDVD/BDドライブが表示されていて「Additional parameters:」の項目で
『Write』のチェックが付いているのを確認して「ISO書き込み」のボタンを押すと、DVDへの焼き込みが始まります。


[クノーピクス立ち上げまでの順序]

書き込みの作業が済んだらトレイからディスクが自動的に出てきます。

これを取り出して一旦ケースに置いて、パソコンをシャットダウンします。

次にWindowsに問題が起きて起動できない方のパソコンの電源を付けて、同時に先ほど作成した
KnoppixのOSを書き込みしたDVDディスクをDVDディスクドライブのトレイに挿入します。

(※インターネットの接続は念のため遮断しておきましょう。コンピューターウイルスに感染して
 Windowsが破壊された場合は、この方法でデータを取り出しても下手をするとまたそこから感染する
 おそれがあるので ウイルス対策を事前に行ってから読み込むか、プロの業者に行ってもらいましょう。)

BIOSのロゴ画面で「Deleteキー」かもしくは「F2キー」を数回連打して、BIOSの設定画面を開きます。

ここで優先して起動するドライブの順位の設定をHDDやSSDから
DVDドライブの方を一番先に入れ替えて、ブート機能をセットします。
(またはF8キーのブートオプション選択画面でDVDドライブを選びます。)

ブートメニュー

設定を保存してBIOS画面を終了(EXIT)して、またロゴ画面に戻ります。

※ここから先の作業は、そのパソコン本体のスペック次第で進行速度に差が出ることが多いです。

 例えばだいぶ古いWindows XPや2000、Me、98、95を使っていたPCで、メモリの容量やCPU、
 マザーボードの性能が低いと、相当に読み込み速度が遅くなったり、場合によっては
 作業の途中でフリーズしたり電源が落ちてしまうおそれもあるのでご注意ください。

そのまま待つとペンギンマークのKnoppixの画面が出てきますので、デスクトップ画面が開くまで待機します。

羽がたくさん浮かんだ青いデスクトップ画面の下のメニューの左にある「ファイルマネージャー」を
クリックすると、「Knoppix」という名称のエクスプローラーに似たフォルダー一覧の画面が出てきます。

左のバーに「ファイルシステム」というHDの形のアイコンが出ます。

これを順に開いて見ていくと、ウィンドウズでのCドライブやDドライブ、
増設したハードディスクにあたるドライブが開きます。
(エラー画面が出た場合でも、そのまま「OK」を押すと開けます。)

そしてここから必要なファイルやフォルダーを探して見つけます。

フォルダー

あとは、Windowsでのバックアップ手順と同じように外部のデータ記憶メディアを
USBコネクタから接続して読み込み、そちらのファイルマネージャーも別窓で開きます。

そしてコピー&ペーストかドラッグ&ドロップで、大事なファイルのバックアップを手動で行っていきます。

データ回収の作業が済んだら全てのウィンドウを閉じて、メニューの左下にあるアイコンの
「ログアウト」を押して、Knoppixとパソコンをシャットダウンして、データの取り出し作業は完了です。

しかし、パソコンのスペックが低いので作業がうまくいくか不安、またはこういった手順を行うのに
慣れていないので難しい、という際には、プロのデータ復旧サービスセンターに注文をして
また別のアクセス方法でHDD内部のファイルを取り出してもらってください。

 





Linux・Ubuntu OS | Linux
コメント
コメントを投稿する
コメント
パスワード 

※.ご相談、ご質問のコメントをお書き込みいただける際には、トラブルの状態をある程度詳しく表記いただけると
  より正確かつ具体的に回答を提示できます。
 


URL:http://pchdddata.blog85.fc2.com/blog-entry-987.html
Copyright (C) 2007-2017 データ復旧:PC・HDDファイル復元・修復方法, All rights reserved.