データ復旧:PC・HDDファイル復元・修復方法

【KNOPPIX クノーピクスによるデータ回収方法とは?】のページです。パソコンの故障やエラーでファイルを喪失した時にデータ復旧。
ハードディスクドライブからの取り出しや外部接続のPC機材・システムの復元、復活方法についての詳細を解説しています。
また壊れたコンピューター製品や記憶メディアの修復、修理の手順など損傷トラブルの解決に関するサービスやアドバイスを掲載しています。


KNOPPIX クノーピクスによるデータ回収方法とは?
KNOPPIX[クノーピクス]とはパソコン内にOSをインストールする必要がなく
CD-ROM・DVD-ROMからリナックス環境を間接的に起動することができる、
Linuxディストリビューションのプログラムです。

【Knoppix6.7バージョンを起動した時のロゴ画面】

KNOPPIX

クノーピクスの優秀な特徴として、WindowsやMacといった、Linuxでない
オペレーティングシステムのパソコンでも[CDブート]で起動できる点です。

CD・DVD-ROM/R/RW/RAMなど、プログラムを書き込みしたディスクから操作するので
PCの電源を切った時に更新分の書き込みデータは消えて元に戻ってしまうのですが、
その前にUSBメモリや外付けHDD、MOにデータを保存して回収する事でも活用できます。


KNOPPIXでDATAの救出


WindowsやMacのOSがシステムファイル破損やレジストリの肥大化といった原因で
デスクトップ画面が開かなくなり、内部のファイルが閲覧できなくなった時、
このKNOPPIXをDVDドライブなどから外部接続して読み込みます。

すると他のOSと同じようにパソコンのデスクトップ画面が開けるので、
閲覧するとハードディスクドライブに保存してあったフォルダ・ファイルに
高い確率でアクセスする事ができます。

物理的なショートなどハードディスクや他パーツの損傷がひどい場合には
難しくなりますが、ファイルエラーなどの論理的な故障でしたら有効な方法です。




最初に、開けないOSのパソコンに入った必要な全データをバックアップできる
外付けHDD、または32GBのUSBメモリや記録用DVDディスクなどのメディアと、
KnoppixのLinux OSプログラムを書き込みするためのCD-Rなどを一枚用意します。

PCが正常に起動できなくなってからknoppixを入手するには、
パソコン書籍の付録などで手に入れるか、別の故障していないパソコン本体に
CD-R/RWをドライブ装置に入れて、インターネットに接続します。

こちらのページで『KNOPPIX6.7.1 CD日本語版(LCAT対応)694MB』の
「knoppix_v6.7.1CD_20110914-20111018.iso」をクリックして、
まずはPCのC/Dドライブ上のフォルダにisoファイルをダウンロードします。

http://www.rcis.aist.go.jp/project/knoppix/

保存が終わったら次にそのフォルダを開いてknoppixがあるか確認します。

「knoppix_v6.7.1CD_20110914-20111018」といった名称のファイルを右クリックして、
『プログラムから開く』⇒『Windows ディスク イメージ書き込みツール』を
クリックすると、ドライブ装置の選択画面が出てきます。

ディスクを入れたドライブの項目を選んで『書き込み』をクリックします。

そしてCD-R/RW上に新しくファイルが書き込み完了すればブート起動用CDが完成します。


BIOS画面のBOOT設定


Knoppixの起動用ディスクを作成したら、まずOSの調子が良くない方の
パソコンの電源を入れて、CD/DVDドライブのトレイに作ったディスクを挿入します。

それと同時に、BIOS(バイオス)のロゴ画面が表示される時に、
キーボードのF2キーまたはかDELキーを押して、「BIOS画面」を呼び出します。
(パソコンメーカーのそれぞれのマニュアルガイドを参照)

青色背景のBIOSのコントロール画面が表示されたら、
十字キーを押してBOOTの項目に合わせてENTERキーを押します。

『Boot Device Priority』という名称の項目で、「1st Boot Device」の位置に
「DVD-ROMドライブ」が設定されているか確認します。

もし「Hard Drive」(内蔵ハードディスクドライブまたはその製品名)の表示のままで
自動で設定変更されていなかったら、十字キーを押してBIOS機能の優先度の
入れ替えをして、ENTERキーを入力します。

次に「Exit」のメニューの「Exit Saving Changes」「Entry」⇒「OK」と
入力して、BIOS設定を終了するとPCが再起動になります。

再びBIOSロゴ画面が表示されて少し経つと、上の写真のような
KnoppixのOSロゴマークが表示されて、羽のようなデスクトップ画面が開きます。

無事にKnoppixのデスクトップが正常に開けたら次に、パソコンのUSBポートに
データ回収用の外付けHDDかUSBメモリなどのメディアを差し込みます。


外部記録装置アイコン

するとこの写真のように、「sdb1」というハードディスクの形の
アイコンがフォルダ選択メニューの一番下に表示されます。

このアイコンより上の位置にある、もう一つの「sda1」のアイコンが
そのパソコンの内蔵ハードディスクなので、両方ともクリックして開きます。

そして、あとは普段バックアップ作業をするのと同じ要領で
リナックスのKnoppixから閲覧できる内蔵HDDの内部の各ファイルを、
コピーペーストで順に、ポータブルHDDかUSBメモリ、MOなどの
リムーバブルメディアの方のフォルダに回収していきます。


Cドライブ/Dドライブ内の各保管用フォルダを大体見尽くして
取っておきたいデータの回収作業が終わったら、外付けメディアを
USBポートから抜いて左下メニューからクノーピクスを「シャットダウン」します。

デスクトップ画面が閉じると自動でDVDドライブのトレイからCDが出てくるので
それを回収して、ENTERキーを押すと電源が落ちて終了します。

そして、あとはパソコン同梱のリカバリー専用CD-ROMでハードディスクを
再インストールして復元し直して、OSが起動できたらknoppixで回収したデータを
再度すぐに使う分だけ移し変えて、移行完了です。


なお、調子の良くないパソコンのOSのシステムではなくBIOSやHDDの回路が
物理的に壊れていた場合は、OS自体が起動できないために
KNOPPIXを使ったこの方法でもデータの救出ができないためご注意ください。

その場合は、物理障害に対応されているHDDのデータ復旧サービス業者に注文して、
内部のファイルやプログラムを専門の設備にて抽出してもらう事ができます。

 





Linux・Ubuntu OS | Linux
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