データ復旧:PC・HDDファイル復元・修復方法

【ハードディスクの故障の状態と残り寿命を検査するには?】のページです。パソコンの故障やエラーでファイルを喪失した時にデータ復旧。
ハードディスクドライブからの取り出しや外部接続のPC機材・システムの復元、復活方法についての詳細を解説しています。
また壊れたコンピューター製品や記憶メディアの修復、修理の手順など損傷トラブルの解決に関するサービスやアドバイスを掲載しています。


ハードディスクの故障の状態と残り寿命を検査するには?
パソコンのデータ記憶装置として内蔵で使用している
「ハードディスクドライブ」(Hard Disk Drive)は、
ずっと長く使っていくにつれて次第に製品の寿命が短くなっていきます。

hdd

そのためPCで使うすべてのドライブ装置やメモリディスク(SSD)を定期的に、
故障の状況や残りの推移寿命といった状態の診断と検査を行って、
深刻な問題が出ていないかその都度チェックしていくと、安全性も高まります。


S.M.A.R.T.の読み取りによる診断


まず、ハード・ディスクやSSDには『S.M.A.R.T.』(スマート)
[Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology]
(セルフモニタリング・アナリシス・アンド・リポーティング・テクノロジー)
という、状態の報告機能が搭載されている事をご存じでしょうか?

「S.M.A.R.T.」は大容量ストレージの使用できる寿命が来て動かなくなったり、
重大な物理障害が発生してデータが開けなくなるような手遅れな事態になる前に、
将来の問題につながる症状を発見したり、一部のエラーを修復する事ができます。


この『S.M.A.R.T.』を読み取るためには、
まずパソコンの使っている内蔵のハードディスクのメーカーを確認します。

※Windowsの場合はエクスプローラー画面の[PC]といったディレクトリにある
ローカルディスク(C:)などのアイコンを右クリックしてプロパティ画面を開きます。

「ハードウェア」のタブを開くと全ディスクドライブの名前の一覧が出ますので、
ここでメーカーの名前を確認できます。
WD、HGST、Seagate、TOSHIBA、FUJITSU、INTELなど。)

ディスクの名称

またはデスクトップパソコンやノートパソコンの蓋を取り外して
ハードディスクの表面に貼ってあるシールを見ると、
各IT機器メーカーの文字やマークが書いてあります。




メーカーの名前を確認したら次にウェブブラウザ(IEやGoogle、Safariなど)
を開いて、そのメーカーのホームページにアクセスします。

そこの「サポートページ」などで、各ハードディスクの製品別に対応した
検査用のアプリケーションツールが配布されているかチェックします。

専用のアプリケーションの入手先が見つかりましたら
そちらをパソコンにインストールしてセットアップしてください。

これをデスクトップアイコンなどから起動して各機能を使う事で、
一般個人で誰でもすぐにハードディスクの診断を行えます。

[例]:Seagateの製品の場合は「SeaTools for Windows」。
http://www.seagate.com/support/downloads/


主にSMARTの詳細の読み取り、ドライブの詳細のチェック、ファームウェアの更新、
診断のためのクイックスキャンと完全スキャン、エラーの修復、などが行えます。

そして、警告のためのゲージやグラフ、問題報告のメッセージなどを見て、
頃合いを見計らってドライブを新品に交換していきます。



基本的にハードディスクの検査はその製品のメーカー会社から配布されている
専用のアプリケーションで行うのがベストです。

他のメーカーのソフトウェアだと読み込みや修復ができない事があります。

・「Seagate」(シーゲイト)製のハードディスクの場合。

SeagateのHD検査

・「Western Digital」(WD/ウェスタン・デジタル)製のドライブ装置の場合。

Western DigitalのHDDチェック

・「Intel」(インテル)製品のSSDの場合。

Intelツールでの診断



ですが一部のアプリケーションや市販のユーティリティであれば、
複数のメーカーのストレージ製品を検査する事もできます。

たとえパソコンの本体が故障してOSの起動ができなくなっても、
そのPC本体のケースからハードディスク(またはSSD)を取り出しして、
別のデスクトップパソコンの内部の空いたドライブベイに取り付け直して
ドライブを増設する形で読み込む方法でも、データを読み出せます。

またはUSB外付けハードディスクケースかUSB変換ユニットに
ハードディスクを接続して外付けHDDとしてパソコンに接続する方法で、
一部の診断機能を持つユーティリティーで簡易的な検査ができます。



しかし、まだパソコンを買ってからあまり日が過ぎていないのでに
ある日突然、HDDのあたりから「カタカタ音」などの異音が鳴りだして、
急にヘッドクラッシュによる物理障害などの問題が出て壊れるケースもあります。

手遅れになる前に調べようと思いつつも、いきなり初期不良や強い衝撃、
異物の混入、高温・低温などの障害といった原因で故障する場合もあり、
SMARTの読み取りによる問題の検出と発見が間に合わない可能性もあります。

なので、やはり他の外付けハードディスクやDVD-Rといった記憶媒体に
大事なデータを定期的に差分更新や手動でバックアップするのも大事です。


精密機器であるHDDは、消耗品と呼ばれているほどデリケートで、
一度内部の回路が「ヘッド吸着による重度のクラッシュ」などの破損で
物理障害による故障を引き起こすと、修理するのも非常に困難です。

もしある日、HDDに深刻な問題が起こりS.M.A.R.T.でも原因の発見や修復作業が
十分に施されなかった時には、全国各地にある[データ復旧サービス]に問い合わせて
開けなくなった中身のデータファイルを救出してもらう事をおすすめします。

 





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