データ復旧:PC・HDDファイル復元・修復方法

【Excelで上書き保存できなかったデータを直前の状態に復元】のページです。パソコンの故障やエラーでファイルを喪失した時にデータ復旧。
ハードディスクドライブからの取り出しや外部接続のPC機材・システムの復元、復活方法についての詳細を解説しています。
また壊れたコンピューター製品や記憶メディアの修復、修理の手順など損傷トラブルの解決に関するサービスやアドバイスを掲載しています。


Excelで上書き保存できなかったデータを直前の状態に復元
マイクロソフト社のオフィススイート[Microsoft Office]の表計算ソフト
Excel』(エクセル)を使ってワークシートのテンプレートにデータを書き込みしている最中に、

急にオペレーティングシステムのエラーやアプリケーションのフリーズが発生したり、
PCの強打や停電、コードの引き抜け、落雷などの影響でパソコンが止まってしまい、
強制終了でファイルの上書き保存前に画面が閉じてしまったため、
後からでも消えた分の書き込みデータを復元できる?という場合の対処方法について。

Excelのワークシート

【マイクロソフト・エクセルのバージョンの一覧】

・Microsoft Office Home and Business 2013
・Microsoft Office Excel 2010 通常版
・Microsoft Office 2007 Personal2007
・Microsoft Office Excel 20032003
・Microsoft Office for Mac Home and Student 2011



前回のバージョンから開く場合



(※こちらの事例では、「Excel 2013」を操作する場合について説明いたします。)

まずExcelをはじめとするMicrosoft Officeシリーズの多くのアプリケーションには、
上記のようなトラブルによりウィンドウが急に閉じてしまった時のために、
『自動回復機能』が備わっています。

エクセルを起動して最初に「ファイル」のメニューにある「オプション」を開きます。

『Excelのオプション』という画面の左メニューにある「保存」を開くと、
自動回復のための特殊な一時ファイルを作成する設定が行えます。

「次の間隔で自動回復用データを保存する」というメニューには
最初からチェックが入っていますので、自動的に一時的なデータが保管されます。

(初期設定では10分ごとに自動更新されるようになっていますので、
 1分や5分など、よりこまめな間隔での更新にも変更できます。)




また、「保存しないで終了する場合、最後に自動保存されたバージョンを残す」の項目に
チェックを付けておくと、

もしうっかり間違えて上書き保存をしないままエクセルを閉じてしまった際、
次に開き直した時に以前の最後にアップデートされた自動保存ファイルから復元できます。

オプション画面

保存された一時的なファイルは「.xar」という拡張子名で、
ローカルディスクC:→Users→ユーザー名→AppData→Roaming→Microsoft→Excel
などのフォルダーの位置にあります。

フォルダー


エクセルを起動して、ひとまず、上書き保存ができなかった同じファイルを開きます。

この状態では、最後に保存した時のままのワークシートの状態なのですが、
そこで次に、「ファイル」のメニューを開いて「情報」を表示します。

対象のドキュメントの各データの中にある「バージョンの管理」というメニューの部分に
「バージョン 時刻 (保存しないで終了)」という表示が出ています。

エクセルのバージョン

これを選択して開くと、最後に自動更新された段階のエクセルデータが別窓で開きます。

こちらを上書き保存すれば、復元に成功です。

(※対象のワークシートを一度も名前を付けて保存していないファイル未作成の状態の場合では
 この機能で保存されず表示されませんので、注意してください。)



再起動後に自動回復



次に、パソコンやアプリケーションが強制終了して上書き保存ができなかったため、
あとでまた直前からの作業で開き直したい、という際には、以下の手順で実行します。

もう一度パソコンを再起動して立ち上げ直してからエクセルのウィンドウを開くと、
回復済み』という項目が最初のメニューに表示されています。

ここのフォルダーのアイコンに「復元されたファイルの表示」と項目が出ていますので、
こちらを開きます。

回復済みデータ

ワークシートの画面に入ると、左側のサイドバーに
「ドキュメントの回復 選択可能なファイル」というメニューが表示されます。

選択可能なファイル

こちらの上側にあたる「最後の自動保存で作成されたファイル」を選択すると、
直前でエクセルが閉じてしまった時の状態でデータが復旧されます。


こちらを上書き保存して、ファイルの修復は完了です。


因みに、パソコンに問題が発生した時にもし物理的な衝撃や過電圧、異物の侵入などの影響で
内蔵のハードディスクドライブやSSD自体に故障が発生してしまったら、
そのままではExcelの「xls」や「xlsx」、「xar」だけでなく内部のデータ全てが開けなくなります。

その際にはそれ以上無理にパソコンを起動しようとせず、HDDやSSDをPCケースから取り外して、
全国の各地で営業されています「データ復旧サービス業者」の受付に問い合わせをして
ストレージドライブを郵送などで出して診てもらわれる事をおすすめします。

 






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